人事

「当事者意識」で人は変われる

一般的に「仕事が人を作る」とか「立場が人を変える」とか言われます。心理学の勉強で知ったのですが、 実は ・・・性格も変わるのだそうです。 早稲田大学の本明寛名教授によると、人間の性格の中心、核をなすものは「気質」といわれるものであり、この気質…

愛社精神

ある化粧品会社は、宣伝という理由から女子社員に会社の制服を着せて通勤させたことがあります。出社してからの外出でなく会社の行き帰りにです。また、あるデパートは通勤に自店の買物バックを使わせました。ある車メーカーは、従業員や取引業者にそのメー…

感情ってコントロールできるの???

感情のコントロールの方法をご説明致します。 ポイントは 自分に気づく!! です For example・・・・・ Xさんは私にひどいことや気に障ることを言いました。私はマジギレです(笑) その後に、なんであんなこと言ってしまったんだろう~と思うはずです。 ↑ ↑ …

生きた組織をつくる シリーズ

皆さんこんばんは。生きた組織をつくるという記事を2記事書かさせていただきました。連続して読むと理解が深まると思います。 こんな記事を書いてほしいなどご要望があればどんどんFacebookやツイッターでも、コメントでもいいので書いてくださいね! growth…

生きた組織をつくる(その二)“止まると濁る、長いと腐る”

人事異動原案は、方針の策定から始まり、具体的な人事異動原案を作成します。その要素は、「経営方針からの要請」「業績」「社内ビジネススクールの終了コース」「上司意見」「自己申告内容」「各地区本部・地域各社からの要請」「長期滞留者リスト」等々で…

生きた組織をつくる(その一)“止まると濁る、長いと腐る

企業であれ、病院であれ、民間であれ、政府機関であれ、いかなる組織も常に栄養や新しい酸素を必要しているといいます。その意味では組織はよく人間の身体にたとえられます。 組織は、構造と機能の仕組みです。“組織は戦略に従う”という言葉がありますが、本…

経営者の趣味

「公」である経営者にとって「健康」についで留意すべきことがあります。それは、「趣味」です。趣味を持つことは良いことです。TVや雑誌などで大企業の社長が、ペットを抱いたり、庭いじりをしている姿をみると微笑ましく、親近感や人間味を覚えることが…

事業領域を明確にする

大学を卒業して入社した会社(小売業)は、「会社の数字をバランスシート(B/S貸借対象表)でみよ。損益計算書(P/L)だけではダメだ」とよく言われました。P/Lではいくら使って、幾らの利益を得たことしかみることはできません。連結で見よと言っていたのです。経…

数が質に変わる(その二) 経験とは“時間”と“数”

(小売業の話ですがビジネス全般に普遍的であると思います。参考にしてください。 また重要な内容だと思いますので、丁寧に説明します) 新入社員時代、徹底して勉強させられたのが、「数量管理」でした。毎日売れた商品の統計をとります。一か月の販売数を数…

数が質に変わる(その一)

私は大学で経営学を専攻、ゼミは会計学、卒論テーマは“TOB(テイク・オーバー・ビット)”でした。今でこそ誰もが知っているTOBですが、当時、今から35年ほど前はほとんどの人は知らなかったと思います。20歳後半、日本中がバブルに酔いしれていました。私は株式投…

定性的目標について

会社の場合、目標と成果が要求されるのは当然です。経済的成果もあれば「企業イメージ向上」など非計量的効果目的もあります。高レベルの場合や長期目標は、理念や信条で表現される場合もあります。それらは、方針、趣旨、行動指針という名で表現されます。…

「責任とは何?」

責任とは、「関係者から認識出来る状態で意思決定を基軸とした行動を行い、その成果を関係者に事象として示すこと」である。責任を果たすとは、「意志決定した事項に対して成果を示すこと」である。責任を取るとは、「意志決定に対して身体を始め、応報する…

スパン・オブ・コントロール

以前記事でスパンオブコントロールの記事を3つほど書かせていただきました。 以下の3つです。 growth804.hatenablog.com growth804.hatenablog.com growth804.hatenablog.com

今こそ「スパン・オブ・コントロール」”(その三)

…統制限界克服した事例を紹介します(2社の社名は:P社、I社とします)… P社(元M電器産業)は、我が国で最初の事業部制(分散化)を導入した会社です。そのM社が伝統ある事業部制を廃止し、子会社のM電工まで合併して資源を集中して改革を実施し成功をおさめま…

メンタルケアの社会的実情(その一)

皆さんの周りには、悩んでいる人が沢山おられます。まず、そのことを知る必要があります。その問題は様々です。本人自身も周りもきづかないのです。というか本当は分らないのです。だからと言って、その問題を解決しようと思い、何で悩んでいる?辛い?悲し…

トップの意思は伝わらないものだと悟ること

トップの意思はなかなか伝わらないと思うべきです。トップと社員の間にはどうしても壁ができます。これは当たり前で仕方のないことなのです。また、トップからの伝達事項を伝えていく者の知識理解度や表現方法により、事実は、全く異なった情報として伝わる…

粉飾をしない

当然のことですが、一度粉飾をすると、それを隠すためにまた数値を改竄することになります。東芝ががその良い例です(新聞やマスコミは東芝問題を、粉飾決算でなく不適切会計と言っていますが、日経ビジネスは粉飾決算と言っています)改竄を繰り返すごとに…

脇の甘さ

トップとは、一番高いところにいる人です。高い位置にいるから、人や物事の全てが見えているかと思うと決してそうでない場合が多いです。 足元が見えていないトップが多いのも気になる点です。近くにいる者を軽視し、遠くにいる者が良く見える傾向もあるよう…

“常のトップが正しいとは限らない”

松下幸之助さんの話に、「私は、学歴がないから大学出の人に手伝ってもらった。体が弱かったから体の丈夫な人に来てもらった」という話があります。補完の関係、分業の関係です。 血族・親族による経営は、日本のみならず欧米においても多いです。それは、経…

教育は最大の福祉なり

『社員に対する最大の、そして最終の福祉は、能力開発だ』と考えている会社があります。 …考え方… 「まず、能力を伸ばすことで、その能力に応じた報酬が得られる。また、社会的な変化に対応する能力を身につけることは、生きていくために必要な条件である。…

「教育」と「訓練」の違い

健康やスポーツの為に身体を鍛えることとはよく知られています。近くのスポーツクラブへ行けば、月1万円も出せば、身体を鍛えるためのあらゆる用具を、好きな時に使用することができます。しかし、アタマを鍛えるとなると、家の近くにはそんな場所はありませ…

私が参加している“経営塾で聞いた話です

…23.私が参加している“経営塾で聞いた話です”… 地方のある建設会社の話です。A氏は、会社を一代で工務店から地方の中堅建設会社にしました。年商は80億円。社員も60名になりました。後継者の息子を社長にし、自分は会長になりました。従業員は、ここ数年で…

“『公』と『私』について”

私は、大学卒業して大手流通企業に就職しました。新入社員の時、教育で「店は客の為にある」と教えられました。これは、商業の指導者・倉本長治先生の教えです。実は当時は、その意味がわかりませんでした。深遠な、『哲学用語』です。 みなさん、「店」と「…

“人の活用について”

安倍晋三総理は、成長戦略の一つに女性の活用を盛んにアピールしています。女性大臣、女性…とこだわることに私は違和感を覚えます。先進企業のなかには、30年ほど前から大卒女子を大量採用してきた企業も沢山あります。本来、社員を採用するのに男性も女性も…

働く者の心構え”について

一口で言えば大変難しいことですが、前述したようなトップにしないことです。トップとて人間です。人間は弱いものです。間違うこともあります。しかし、尊敬、信頼できるトップになってもらわなくては困ります。 ある意味では、働く者がトップを作るのです。…

“経営者と管理者の違いとは?”

(今回も個人的考えです。もし、参考になれば…) 「己の蓄財に頭がいったら経営を辞めよ!」という言葉があります。 つまり、己個人を優先させるのではなく、組織を優先させろということです。ここに経営者と管理者の決定的な違いがあります。 経営者個人は、…

“苦情の対処方法”

今回は“苦情の対処方法”について私の考えお話したいと思います。苦情の対処方法としていえることは、第一に、どのような苦情でも、苦情の全てが上に伝わる仕組みをつくることです。次に、どうしても、責任者が行かなければならない苦情の場合は、代行者を立…

“苦情は宝の山”

“苦情は宝の山”について私の考えお話したいと思います。苦情は企業とお客様との間にある一定の期待、約束に対し、ギャップが表面化した時に起きるものです。 問題が大きい場合は、企業の社会的責任まで発展します。例えば、一部上場企業が、堂々と有害物質を…

縦糸の知・横糸の情

私が尊敬している某企業の人事役員から聞いた話です。当然、その会社では実践しています。 『縦糸に、知性・論理・知識・客観性を持ち、横糸に情念・感情・直観・感性を持ちなさい。』 その役員は、縦糸も横糸もいずれも強烈で強い、妥協を許さない人でした…

ものの見方の3原則

ものの見方の3原則というのがあります。これは、安岡正篤という思想家が言った言葉ですが、意味は下記のようになります。 「根源的・長期的・多面的に見る」 第一に、ものは表面的に見るのと、根源的、本質的にみるのでは大きな違いがあります。見方によっ…