メンタルケアの基本(その一)

最近よくメンタルケアという言葉が使われます。例えば「この連休中にメンタルケアして下さい」とか、「上司は、部下のメンタルケアをしなさい」とか…ですが、言っている方も、聴いている方も分かっているようで分かっていない。でも何となく「メンタルをケアするのだな」と分かったようになる。このようなことが、会社や職場でよくみられます。実際、メンタルケアとはどういうことをすることなのでしょうか?何故メンタルケアが必要なのでしょうか?メンタルケアの基本は何なんでしょうか?

(前提)

人の持っている本能に、話をしたい、話をするのが好きというのがあります。何故ならば自分を分かってもらいたいからです。

(現状)

社会に出ないうちは、話をしなくても支障がありません。メール、ライン、ツイッタ―があるからです。ソーシャルメディアの発達によって人と話をしなくても困らないのです。しかし、何時までも社会に出ない訳にはいきません。一歩社会に出ると、人と話をしなければならない。でも上手く話が出来ない。上手く話せないから、誰も自分の話をきいてくれない、段々話をしなくなる。この悪のループが回り続けるのです。

話がしたいのに話をきいてもらえない。コミュニケーションが出来ない。メンタルがおかしくなる。

このことをまず知っておくことが大切だと思います。