メンタルケアの基本(その四)
それでは、人の話を聴く(傾聴)ためには、どうしたら良いのでしょう?
人は、プライドがあるため、人前では、自分のマイナスの気持ちは話せないのです。本音の話が出来ないのです。
本当は心がマイナスなのに、プラスに見せようとします。それはカウンセリングの時もそうです。カウンセラーの先生の前では、本音は見せません。聴くという技術は大変深いものがあります。
その人がメンタルが不振であれば、その人の本当の紀未知のレベル(マイナス)まで下り(できたらその人のマイナスレベルの少し下になるぐらいの位置までおりて)なければなりません。
メンタル不振の人は、自分より下の立場の人には話ができます。(信頼関係が出来ていることが前提ですが)話が流れていきます。丁度、“水は高いところから、低いところへ流れる”の諺どおりです。
「こうしなさい!」はダメ。「こうしてみたらいいかも」はOKです。全面否定ではなく部分否定で。
みなさん、もしそのような場面があったら、「会社だけでも試してみたら…・・」で良いと思います!!