メンタルケアの社会的実情(その一)

皆さんの周りには、悩んでいる人が沢山おられます。まず、そのことを知る必要があります。その問題は様々です。本人自身も周りもきづかないのです。というか本当は分らないのです。だからと言って、その問題を解決しようと思い、何で悩んでいる?辛い?悲しい?ということを想像し、勝手に原因を決めつけて話をし、考えることではいけないと思います。人間は、誰も人前で自分を繕います。一つのみの捉え方でなくて、総合力で見なければならないと思います。だから、上司(または職業カウンセラー)は幅広い勉強をしなければならないのです。心理学、人の心の仕組み、脳の働き、悩みの聴き方、コミュニケーションの仕組み、言葉の効果、メンタルケアの限界、色々な精神疾患の中身、幼児心理、青少年の心理、大人の心理、病気を持った人・高齢者の人・うつの症状(進行度合いによる段階的)認知症・ストレス(生活環境から受けるストレス)認知症、労働契約法等などです。

その辺りを、人事、部下をお持ちの方などの悩みに少しでもお役に立てば幸せです