心温まる話…白い花束

心温まる話…白い花束

 

先日、友人からの手紙で、とても心温まるいい話を聞きました。

『花屋さんに小学生くらいの男の子が、小さな女の子の手を引いてやってきました。

小さくたたんだ千円札を取り出して、「これでお花を作って下さい」店員さんが「誰かにプレゼント?」と聞くと、恥ずかしそうに「お母さんに」と答えました。

店員さんが赤とピンクのチューリップを何本か手に取ると、「ダメだよ。死んじゃったから白い花なんだ」店員さんは暫く黙っていましたが、ウンウンと頷くと、今後は白いチューリップを取り出しました。

それも店にあった20本近いチューリップを全部。丁寧にラッピングし、大きな真っ白なリボンをかけて2人に手渡しました。

それも100円ずつのおつりと一緒に…。不思議そうな顔で、でもしっかりと「ありがとう」と言ってお店を出ていく2人の小さな体から、はみ出る大きな花束に思わず涙汲んでしまいました・・・』と。

手紙を読んで、私も感激でした。

そしてその花屋さんの店員さんの心配りや、優しさを見習いたいと思いました。

…………

【人から何か言われて「いやだなあ」と思うと、脳の中に、毒性のある「ノルアドレナリン」というホルモンが分泌され、逆に「いいな」と思うと、体にとても良い影響を及ぼす「β―エンドルフィン』というホルモンが分泌されるのです。

これは、科学的にもハッキリと立証されているとのことです。どんなイヤなことがあっても、事態を前向きに肯定的にとらえると、脳内には体に良いホルモンがどんどん出てくる。逆に、逆にどんなに恵まれていても、起こったり憎んだり不愉快な気分で居ると、体に良くない物質が出てくる。

全てをプラス発想で捉え、何時も前向きで生きていれば、健康で若さを保ち、病気に無縁の人生が送れる」

                                        (春山茂雄著『脳内革命』より)

 

そういえば、こんな言葉があります。

 

『ほとんどの人が、自分は不幸だと思っている。しかし、私達は毎朝起きた時、その日一日を、幸福でいるか、不幸でいるかを選ぶことが出来るのである』