三浦和良さんの話(全2話)その2
誰かに対して「ああしておけばよかったのに」と思う場合もあります。
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仕事の時、自分がちゃんとチェックしていたらMさんに迷惑を掛けずに済んだのに!そう思うと、心が優しければ優しいほど、落ち込んでしまうものです。
けれど、「引き寄せの法則」というのは、「自分に起こることは、自分が引き寄せる」ということです。
ですからAさんに起こっていることは、Aさんが引き寄せているのです。
それ故、状況としては、自分のせいでMさんに迷惑がかかっているとしても、それは、Mさんが、意識的・無意識的なレベルで「この迷惑を経験すること」を、必要としていた、と「引き寄せの法則」的にはなります。
ですから、Aさんにお詫びをしたり、感謝したりするのは大切なことですが、自分を責め過ぎないのもポイントだと思います。
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「自分のせい」という後悔の念に対する対処方法で、心に残っている話があります。
「自分のせいで子供の病気を見逃し、亡くしてしまった」と嘆くお母さんに対して、「とても厳しい言い方ですが」と前置きした上でこう言われたのです。
子供といえども、一人の人間。
それを、「自分のせいでどうこうなった」というのは、自分が相手より優れていると思っている。
傲慢です。
自分より亡くなったお子さんの方が、魂のレベルは高いのです。
だから、「自分がこうしていれば」と自分を責めるのではなく、子供が、短い間であったとしても、一緒にいてくれたことに感謝すればいいのです。
このようなことをお聞きし、私は「そういう考えもあるのか!」と衝撃を受けました。
確かにとても厳しい、カンフル的な言い方ですが、「後悔」を「感謝」に変えようとすることは、心の向きを変える助けになることもあるでしょう。
取り返しのつかないこと。
後悔すること・・・。
でも、それをなんとか「自分にも相手にも必要なこと」と心と折り合いをつけることが出来ると、前に進む力になります。
「後悔」を糧に、少しでも前に進みましょう!
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明日は、特にテーマがありません。
三浦和良さんの『引き寄せの法則』に引っ掛けて『運とツキを引き寄せる方法』
…同じ「引き寄せ」という言葉でも、でもちょっとニュアンスが違いますが…
を私なりの自由な解釈でお話をさせて頂きます。
とりあえずタイトルは『閑話休題』と致します。
それではみなさん、素敵な週末を 「キュ」