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人生を変えた贈り物(全2編)その1

「人生を変えた贈り物」という本の初めに、感動的な話が出てきます。

要約してご紹介します。

アメリカ、ある年の感謝祭の日、

その貧しい家庭には食卓を飾るご馳走が何もありませんでした。

夫婦は互いに怒りに満ちたトゲトゲしい言葉を投げつけ合い、暗く沈んでいました。

まだ少年だった長男は、

そんな両親を見ながら無力感に打ちひしがれていました。

★そこへ、運命のノック

少年がドアを開けると、よれよれの服を着た見知らぬ男が、両手いっぱいに、

お祝いのごちそうの入ったバスケットを抱えて立っていました。

「あなた方が、お困りだと聞いたある方からの贈り物です。

あなた方を愛し、気にかけている者がいることを知って欲しいのだそうです」

男はそう言いましたが、一家の主は受け取ろうとしません。

「わたしは、お届けするように言われただけなのです」

男はそう言うと、笑顔でバスケットを少年に言いました。

「感謝祭、おめでとう!」

★その瞬間から、少年の人生は変わりました

この時の感謝祭の気持ちが、少年の心を深く動かし決意させたのです。

「いつか自分も、こんな贈り物が出来るようになろう」と。

★18歳になった時、少年はその誓いを始めて実行しました。

自分で稼いだ、なけなしのお金で、

食料品を買い、わざと古ぼけた服を着て、

その日の食べ物にも困っている、ある家庭のもとへ届けました。

この家の子供は6人。

父親は数日前に家族を捨てて出て行き、

家には、全く食べ物がありませんでした。

「お届ものです!」突然大きい声が、響きわたりました。

子供達は、少年が家に運ぶ数々の食料を見て歓喜しました。

ラテン系の母親は、少年を抱きしめ、片言の英語で言いました。

「あなた、贈り物、神様から?」

「違うんです。ぼくはただの配達係です」

そして少年は、これは友人からだと言って、メッセージを手渡しました。

「感謝祭を楽しんで下さい。あなた達は、それにふさわしい人です。

自分達が、愛されていることを知って下さい。

そしていつか、もし機会があれば、同じように誰かに贈り物をして下さい」

明日(その2)は、ここからです。

★その家族が、興奮と歓喜にあふれ笑顔となる様子に、

少年は涙があふれ出るのを、止めることは出来ませんでした。

そして、初めて気づきました。

子供の頃のあの「悲惨な日々」は、神様からの贈り物だったのだと。

あの日からずっと、人に尽くすことで、

満足を得る人生へと自分は導かれてきたのだと・・・。

今日も 素敵な一日を お過ごしくださいませ

それではみなさん、「キュ」