自由な心(全3話)その2
この世界は、私達のためだけに作られたものではありません。
「こうあって、くれたらいいのに」といくら強く思っていても、
この世の全てのものや人が、自分に合わせてくれるものではありません。
だから、生きていく上では、色々な嫌なことにも出会います。
※本当はこの世界は、私達の為に用意されたものだとも言えますが、今はそう考えてみて下さい。
時には、嫌いなタイプの人や、
苦手な人とも一緒にいなければならないこともあるでしょう。
関係の薄い人なら、敬遠しておくことも出来ますが、
それが会社の上司だったり、嫁姑だったりすることも往々にあります。
そんな時に、その関係を何とかしようとして、
相手を好きになろうと努力してみても、なかなか上手くはいかないようです。
中には、どうがんばっても、好きになれない人もいますよね。
だったら、相手を嫌いなままでも、いいのではないでしょうか。
「好きにならなければならない」
そんな思い込みから自由になってみた方が、よっぽど楽になれるようです。
心は、そんなに器用ではないのです。
嫌いなものは、嫌いだ、ということはどうしようもないのです。
そのどうしようもない心に、振り回されていては、
嫌いな人に会うたびに、地獄の門が開かれることになってしまいます。
ところが、その心をうまく操縦することが出来れば、
私達は、いつでも極楽の門を開くことができるのです。
‥‥‥‥
明日(その3)はここから、まとめです。
嫌いな人と一緒に仕事をするのなら、
無理して相手を好きになろうとするよりも、
「嫌いだけど、これは自分の仕事で、
相手と共存しなくてはならないからするのだ」
と割り切ってみては如何でしょうか・・・
‥
それでは皆様、今日も素敵な一日を、 「キュ」