あなた、どこを見て競争してんの?(全4編)その3
会社で若い方に、
「今、競争していますか?」とお聞きすれば、
一番に思いつくのは、「身近な同僚」でしょうか。
また「目標としている自分自身」と言う方もいるでしょう。
現代社会において、特に今の日本では、競争を避けて通ることは出来ません。
数年前、学校の運動会で順位を付けないという話を聞いて、悲しい気持ちになったことを憶えています。
全てが勝ち負けという訳ではありませんが、競争しないという選択はまず選べません。
そこで大切なことが、「どこを見て競争するか」ということです。
ところで、あなたは普段会社関係以外の方と、どれくらい交流がありますか?
「いや~、会社に入って以来、交流は減るばかりです」
と言う方が多いのではないでしょうか。
会社に勤めるようになると、
特別な趣味を持ったり、
個人的な活動や勉強をしたりする方でなければ、
交流の輪は会社関係が中心になってしまいます。
それは、ある程度仕方のないことです。
しかし、そうなっていることを意識してほしいのです。
人は小さい輪の中で満足しようとすると、行動が小さくなってしまいます。
それ自体、悪いことではありません。
人それぞれの価値観です。
ただし、それによって自己の成長まで、止めてしまっては本末転倒です。
例えば、必ず、社内で足を引っ張り合っている人がいます。
言い方は悪いですが、「ドングリの背比べ」です。
これを読んで下さっているみなさんは、
そんなことは無いと思いますが、
人には弱い部分が必ずあります。
・・・・・
明日(その4)はここからです
しかし、楽をしたいと怠ける人がいる中で、楽をしたいと努力する人がいるのです。
それが「どこを見ているか」ということの違いなのです。
どこを見て競争するかで、努力の度合いが大きく変わります。
それは、どこを見るかで、設定される目標値が変わり、設定される期間が変わり、そして、モチベーションが変わるのです。
・・・・ということで、このテーマのまとめです。
それでは、今日も素敵な一日を・・・
被災地の早期復旧を願って 「キュ」