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常若(とこわか)(全3編)その1

伊勢神宮には、

式年遷宮(しきねんせんぐう)という、

20年ごとにお社(やしろ)を建て替える儀式があります。

遷宮ではお社を新しくするのみならず、

2000種類近くのご装束や、

500点に及ぶ御神宝や神具も古式そのままに、

すべて新たに造り替えられます。

その精神を「常若(とこわか)」といいます。

時代や精神を継続するには、

「常に新たに、日々新たに」

という気持ちが必要です。

営々とそれが現代まで続いています。

……

20年毎に遷宮するのは、

造営する側の技術の伝承です。

神道には「常若(とこわか)」

という考え方があります。

神のお住いは、常に若々しく、

気持ちよく新しくしておきたいという思いが、

色濃く影響しているのです。

エジプトのピラミッド、

ギリシャパルテノン神殿などの石造物は、

それが壊れてしまえば、

建築技術を伝えるすべがありません。

しかし、伊勢神宮は先人の知恵により、

20年ごとにみずみずしくよみがえり、

いつの時代にも生き生きと存在し、

永続するのです。

・・・・・・

太古の日本人は、この式年遷宮を通じて、

神さまに若返っていただいて、

清らかな「光」と「力強い神のエネルギー」

をいただき、

よりすばらしい時代が迎えられるように

祈りを込めたのではないでしょうか?

加えて、日本という国がいつまでも若々しく、

永遠に発展していくようにとの願いを込めて、

20年ごとに建て替え、

新しい息吹を吹き込んできた、

日本民族の知恵とその精神の素晴らしさがここにあります。

あす(その2)はここからです。

お伊勢さまにお神楽(かぐら)を奉納すると、

神楽殿で、専属の楽師による雅楽と、

舞女(まいひめ)の倭舞(やまとまい)、

男の舞人による剣を身にまとっての人長舞(にんじょうまい)

を見ることができます。

営々と続く日本伝統美がそこにはあります・・・

・・・

今週も夏日が続くそうです。

みなさま 体調管理には 気を付けて

今日も 素敵な一日を・・・

それでは 「キュ」