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神様の庭から(全3編)その2

ここまで読まれて如何でしょうか?

この話から感じたことを、

スミレさんの言葉として続けてみます。

スミレさんの言葉の続きです。 

「これまで色々ありましたが、

私はスミレとして生まれてきてよかったです。

私は、さんのように背がたかくありません。

葡萄さんのように、みんなが喜ぶ甘い実もつけません。

さんのように、まっすぐ立つこともできません。

道端のすみっこの地面すれすれに目立たずにいると、

時々踏んづけられることがあります。

痛い思いをしても、ほとんど気付かれないので、

謝ってくれる人も慰めてくれる人もいません。

以前は、そんな自分を哀れに思うこともありました。

嫌に思うこともありました

でも、私は私以外のものにはなれないことに気づいたのです。

………

私はもう他の草木のようになりたいとは思いません。

私はいままでいいのです。

私のままがいいのです。

……

小さな私の為にも太陽は光を注ぎます。

目立たない私の為にも空は雨を降らせます。

私の周りには美味しい空気がふんだんにあります。

それが、どんなにありがたいことか、

恵まれたことか、私にはわかってきたのです・・・

・・・

明日(その3)はここからです。

私が花を咲かせると、

喜んでくれる人がいるのも、嬉しいことです。

私にしか咲かせることのできない花だということも、わかってきました

ときには、私のかたわらで足を止めて、

ひと休みする人もいて、びっくりすることもあります。

「山路来て 何やらゆかし すみれ草」松尾芭蕉

なんて、句を詠む人もいました。

・・・

それでは みなさま 今日も素敵な一日を

サミット2日目 

無事に終わることを祈りながら 「キュ」