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三風五雨を生きる(全3編)その1

臨済宗の高僧、高花大亀氏の話に

「坦雪埋井(たいせつまいせい)」という言葉があります。

「人間の努力や営みは、雪を投げ込んで、井戸を埋めようとするようなものだ」

という意味です。

どんなに雪を運んでも、井戸は埋るはずはありません。

徒労といえば徒労です。

しかし人生とは。,

々そういうものだと思っていれば、

他人を恨んだり、妬んだりせず、

清々しく生きていけるのではないでしょうか。

・・・

独特の画風と自由な生き方で

「画壇の仙人」と呼ばれた、

洋画家の熊谷守一氏は、

上記の話を「三風五雨(さんぷうごう)」

と表現されています。

「人生を10日間としたら、

晴れる日は2日ぐらいで、

3日は風が吹き、5日は雨が降る。

風が吹いたり雨が降ったりするのは当たり前

気に沿わない日があっても、

そう考えて元気を出せよ!」

と言うわけです。

10日の間には、風が吹いたり、

雨が降ったりする日の方がほとんどで、

「わずかに晴れた日には、感謝する」

という気持ちを持とうではありませんか。

そもそも、人生は、天気と同じで、

毎日晴れることの方が少なく、

晴れを期待しすぎるのは無理があるのです。

初めから「風や雨が降ることの方が多い」

という覚悟があれば、

風や雨に不平不満を持つことも無くなり、

晴れた日に感謝できるはずです。

ところが、

晴れた日の様な素晴らしいことに遭遇すると

それは「自分の能力や実力のお陰だ」と

人間は天狗になってしまいがちです。

そんな人に限って、雨風の強い日に出くわすと

「私は、こんなにやっているのに、

何故報われないのか、何故、私だけが、

こんなに辛い思いをしなければならないのか」

という気持ちになりがちです。

明日(その2)はここからです。

では、雨や風の日には、

どう過ごせばいいのでしょうか?

先人の皆さまの知恵と行動えお紹介してみます。

最初は「美しいレモネードを作ろう」という話です。

次に「ウェルカム・トラブル」

最後に「風向きが変わるのを待つ」という話です・・・

・・・

※懐かしい人が出てきますよ、お楽しみに…

それでは、みなさま 

今日も素敵な一日を… 「キュ」