幸福になる義務(全3編)その3
幸せは、他との比較ではなく、自分の中に「ある」ものを見つけよう。
他人が、幸せの大小を測る物差しは無い。
自分の思いだけが、何よりの物差しだ。
「自分の夢が叶う」、幸せになる「権利」は、誰でも持っている。
そして、幸せになる「義務」だって、誰にでもあるのかも知れない。
何故なら、貴方が幸せになることが、この世界全ての幸せに繋がっているのだから。
あなたの幸せが、人を幸せにしてくれるのだから。
「幸福になる義務ほど、過小評価されている義務はない。
幸福になることで、人は世間に匿名の慈善を施している。
だから幸福になることは、意義あることなのである」
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『人生はしばしば芝居に見立てられる』
イギリスの宰相チェンバレンは
「人生とは、稽古をする時間もなしに、それぞれの役を演じる一つの劇である」と言っている。
同じように日本では、福沢諭吉が
「人生は芝居の如し。上手な俳優が乞食になることもあれば、大根役者が、殿様になることもある」と残している。
そう言えば、尾崎士郎の名作「人生劇場」があった。
「やると思えば、どこまでやるさ」
普通の芝居には筋書きがあるが、「人生劇場」には筋額がない。
それぞれの役を、精一杯やり抜いて頂きたい。(終わり)
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恩を送ってもらったら、自分を通して周りの人へ、恩を送ること
江戸時代では日常的に使っていた。
しかし今、日本の辞書からは「恩送り」という言葉は消えている・・・
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あまり耳慣れない言葉「恩送り」。
明日、明後日の2回でお話させていただきます。
176.恩を贈る(全2編)その1