197.初めてを始める(全2編)その2
感動プロデューサー 平野秀典さんの「文」を紹介します。
「初めて」を始める
いつもの日常の中に、「初めて」をセッティングする。
日常の中で「初めて」を収集する。
うれしい「初めて」 ワクワクする「初めて」
驚く「初めて」 なるほど「初めて」
思いがけない「初めて」 びっくりする「初めて」
見逃していた「初めて」
「初めて」の感度が磨かれると、世の中が「初めて」で溢れていたことを知る。
人は昔、今の人生の初心者だから、目に見えない白帯をしめている。
人は初めて20歳になり、30歳になり、40歳になり、60歳になる。
子供が生まれて、人は初めて親になる。
親を送って、人は初めて大人になる。
(終わり)