岩と旅人(全3編)その1
人間関係が「しんどい」ケースは、3通りあります。
1のケース ⇒「私は正しい。あなたは間違っている」
自分だけが正しいと思っているので、それに反する行動を他人が取ると、激しく怒りを覚えたり、攻撃したりします。
2のケース ⇒「私は間違っている。あなたは正しい」
「信じられない」「自分が嫌い」{自分には価値が無い}と劣等感にさいなまれた状態です。他人がうらやましく、大きく見えます。
3のケース ⇒ 「私は間違っている。あなたも間違っている」
他人のすることが、許せないけれど、自分も許せない。他人も自分にもOKを出せない。苦しいどん底の状態です。
これは「性格」の問題ではなく、「心の状態」の問題です。
「状態」ですから、その人の置かれた状況によって変わってきます。
明日(その2)はここからです。
1のケースの場合は、「自分は正しい」と思っているので、つい「許せない」「~すべき」が、口癖になってしまい、周りの人に「変わること」を求めます。
自分以外の人を、なかなか認めることが出来ません。