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浦島太郎を考える(全3編)その1

生きていく上で、最も大きな恐怖とは何か?

島太郎という漁師が、年老いた母と二人で暮らしていました。

ある日、浜辺で、子供達が一匹の小亀をいじめているのに出くわした太郎は、子供達をしかり飛ばすと、亀を海に逃がしてやりました。

数日後、太郎が海で釣りをしていると、大きな亀がやってきました。

「太郎さん、私はあなたに助けられた亀です。お礼に竜宮城に御案内します」竜宮城では、美しい乙姫様に歓待され、夢心地で毎日を過ごしました。

しかし、何日が経つと、太郎は村に残してきた母が心配になりました。

乙姫様はそんな太郎を引き留めるのを諦め、「では、村に帰って、もし困った事があったら、この玉手箱を開けなさい」といって太郎を送り出しました。

 村に帰った太郎は、途方に暮れます。

自分の家はおろか、村の様子もすっかり変わっていました。

知っている人は、1人もいません。

太郎が竜宮城で過ごしているうちに、なんと地上では100年以上の月日が経っていたのです。

困った太郎は、玉手箱の蓋を開けると、中から白い煙がもくもく出て、太郎は白いひげのおじいさんになってしまいます。

 明日(その2)はここからです。

結局、この話は何が言いたかったのか、良く分かりません。

竜宮城での楽しい時間は、亀を助けた御褒美です。

しかし、竜宮城での数日は、地上では100年以上の月日になってしまいました。

戻ってみると、知人は既になく、老いた母も、死んでしまっている。

玉手箱も開けた途端に、自分もおじいさんになってしまいました。

御褒美がもらえたのは、いいものの、これでは、あんまりです。