「こぶとり爺さん」を考える(全3編)その1

先ず、最初(その1)は「コブ取り爺さん」の物語を復習しましょう。

この物語をどうビジネスに活かすかという視点で考えてみます。

あくまで、私の主観です。よろしければフォローお願いいたします。

・・・組織でありがちなボタンの掛け違いを防ぐには・・・

陽気なお爺さんと、陰気なお爺さんがいました

二人とも顔にある大きなこぶが悩みの種でした。

「何とかこのこぶを、取る方法はないものか」

陽気なお爺さんが、森に木を切りに行くと、突然、雨が降って来たので、木の下で、雨宿りをすることにしました。

いつの間にか、眠ってしまった陽気なお爺さん。

目が覚めると、目の前で鬼達が、楽しそうに宴をしているではありませんか。

最初は、ぶるぶると震えていたお爺さんでしたが、もともと陽気で踊りが大好き、ついつい鬼達の輪の中に入って行きました。

・・・

お爺さんの、陽気な踊りに鬼は大喜び。また明日も来るように、それまでこれを預かっておく、と言って顔のこぶをとったのでした。

あくる日、こぶの無くなった陽気なおじいさんからその話を聞いた陰気なお爺さんは、早速その夜に鬼の踊りの輪の中に、飛び込んでいきました。

しかし、陽気なおじいさんと違って、踊りが大嫌いでいやいや踊っていたものですから、鬼達はすっかり白けてしまいました。

カンカンに怒った鬼が言いました。

「こぶを返してやる。とっとと帰れ!」

こうして陰気なお爺さんは、陽気なお爺さんの、こぶまでつけられてしまい、両方の頬に、こぶつけられてしまい、一生を送らなければならなくなって、しまいました

次回(その2)はここからです。

(仕事が、上手くいかない人の共通点)

頬のこぶを取ってもらえた、陽気なお爺さんと取ってもらえるどころか、もう片方にも、つけられてしまった陰気なお爺さん。

なぜ陰気なお爺さんは、こんなことになってしまったのでしょうか?・・・