「オオカミと少年」を考える(最終回)
こういうことは、ビジネスの現場でも起こりえます。
扱いが面倒な人は存在します。
ウソをつく人もいます。
ところが、一時の感情的な判断が、後に大変な状況を、引き起こしかねなません。
問題児が言った正しい意見に、耳を傾けなかった為に、会社が大きな取引先を失ったり、大損害を被ることもよくあります。
オオカミ少年だから、信用出来ない、というだけで終わらせてしまうのは、余りにも危険なのです。
オオカミ少年への対処を怠ってはいけません。
ネガティブな言葉を使っていると、自分もネガティブになる。
別の教訓もあります。
オオカミ少年は、「ウソ」をついたことで、信頼を失いました。
しかし、口が災いの元となって、周囲の信頼を失うケースは「うそ以外にも様々ある」ということです。
ある作家の言葉です。
「自分の発信や自分が書く内容に、自分はどんどん近付いていくのだ」
ネガティブな言葉を吐いていると、いつしかそれは自分の身に降りかかってくる。
危険は、普段から使う言葉の中に、潜んでいるのです。
逆に、ポジティブな言葉を吐いていると、いつしかそれはいつしかそれは自分の身に降りかかってくる。
危険は普段から使う言葉の中に潜んでいるのです。
「鏡の法則」という言葉がありますが、自分の言動は、そのまま自分に跳ね返ってくるというのです。
辛い、苦しい、悲しい、という言葉は、そのまま自分を辛い、苦しい、悲しいという状況へと追い込みかねない。
悪口、誰かのせいは、自分の信用を失墜させる
特に大きな災いを引き寄せるのは、人の悪口を言う人、だれかのせいにする人でしょう。
そういう人は、絶対信用されないと分かっているのに、驚くほど多くの人が、つい人の悪口を言たり、誰かのせいにしてしまっています。
陰口なら、悪口は届かないだろう、と思い込んでいる人がいます。
本人に、届く、届かないの問題ではなく、人の悪口は、自分の信用を落としてしまうのです。(終わり)
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昔の物語りを私なりに解釈してみました。
次回から、通常の「ざっくばらん」になります。
これからも、よろしくお願いいたします。