12)習慣を変える・・大きい家と小さい家(全2編)その2
今回のテーマは「習慣」です。
本番や大事な時さえ、なんとかうまくやればいい、と考えている人がいます。
しかし、そういう時に出てくるのは、実は普段の姿です。
日常的に、いい加減なことを考えている人は、大事な時にも、いい加減になる。
それは行動にも出るし、顔にも出る。
つまり、日頃の習慣が、大事な時の成否を決めるのです。
それを変える、きっかけになる話を紹介します。
先ずは、人の見かけについて。「人を見かけで判断するな」と、よく言われます。
身なりもそうですし、「肩書」もそうでしょう。
一方で、「顔つき」に、本心が出ると言うこともあります。
営業畑のある経営者は、こんなことを言っております。
「相手が何を考えているかは、おおよそ顔つきから分かるものだ。とりわけ分かり易いのは、相手が、信頼してくれているかどうかである。だから、信頼されていないと思ったら、どう信頼を得るかを必死に考える。これが成果に繋がっていく」
■ネガティブな考え方や言葉が、未来をネガティブにする■
この童話(その1)は「考え方や言葉が未来を創る」という、例になっている。
ある成功者に、どうして成功したのか?と聞くと、「成功した時の姿を、とにかくイメージしていた。
どんなオフィスにいるのか?
どんな場所にあるのか?
どんな仲間と仕事をしているか?
どんな車に乗っているのか、どんな家に住んでいるのか・・・」
いつも理想の姿を描いていた。
すると、考え方もポジティブになり、努力も出来た。
発する言葉もポジティブになった。
そして現実が少しずつ、理想の方向に向かっていった。
そして理想が、次々に現実化していった。
・・・
一方、自分の将来について、ネガティブなことを考えていたら、発する言葉も、ネガティブに向かっていく。
理想はいつまでも実現しない。
・・・
この童話で、大きくて立派な家に住んでいて、ネガティブな言葉を発していた主人は、まさにその最たる例であり、似たような例は、現実には沢山あります。
人は思うような自分に、なって行きます。
日常は、顔や言動についつい出てしまう。(終わり)
皆さま、未来を作って行くのは、自分の日々の言動です。
それでは、また明日。「キュ」