20)あなた自分に厳しくない?(全2編)その2

 大人になると、誰もあなたにご褒美をくれたり、「すごいね~」なんて褒めてくれたりしない。

だから、自分を自分で褒めなければならない。

自分に厳しくするのが、大人だと思ってしまいがちだ

「自分に厳しいということ」と、「自分を全く褒めない、とか、全くご褒美を与えない」というのは違う。

子供にダメな所ばかり指摘していたら、スグにその子供は、何も出来ない人になってしまうだろう。

子供が新しい事を学んでいくのは、大人から、・・特に親から・・褒められるのが、強いモチベーションなのである。

これは、大人になっても変わっていない。

マズローの欲求5段階説に従えば、4段階目という人間が持つ高い欲求として、人間は、他人から認められたい、尊敬されたい、褒められたいという、強い願望を持っている。

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ラッキーにも周りに、そんな人がいれば、あなたは幸せだ。

しかし、そんなラッキーが無い場合、自分の力でラッキーを作り出さなければいけない。つまり、自分で自分を褒めて、自分で自分にご褒美を与えるのです。

「良くやった!」

これまでの人生の中で、最後に、自分自身にこう言ったのは、何時のことだろう?

もう思い出せない頃だろうか?それとも、今まで一度も言っていないのだろうか?

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スタバのキャンペーンを見ていたら、そんな事を思い出した。

自分に優しくしてあげよう。

そんなに厳しくする必要はない。

自分を認めてあげよう。

貴方は十分頑張っている。

自分を励ます言葉をかけてあげよう。

「自分は、良くやっている!これからももっとやるぞ!」

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人生に運不運は、つき物です。

自分の力の限りを尽くして、懸命に努力してきたけれど、不運にも、それを認めてくれる人に出会えないという人生を歩むことがあるかもしれない。

でも、そんな時、そんなあなたに対し「お前は本当に頑張ったよなあ!」と言ってくれるもう一人のあなたを創っておいて欲しい。

自分が納得する生き方をしてきたあなたであれば、もう一人のあなたの分身は、必ずや、あなたを褒めるはずです。

或いは、あなたに代わって、真摯に生きてきたあなたを褒める、知人・親友がいてくれるはずだ。そんな人を大切にしたい。

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こんばんは。みなさま来週も宜しくお願いいたします。 

それでは、おやすみなさい。 「キュ」