68)人生ここが一番おもしろい(♪♪♪全3話)三話

【3】若さを生む努力

人間、50年も生きると、なかなか習慣というのもを変えることが出来なくなります。

喫煙、飲酒が止められません。

ところが、何らかの拍子に吸わなくなったり、飲まなくなったりしても、意外に平気なものです。

習慣は変えられないと思い込み、機械的に繰り返している部分もあります。

サラリーマンは毎日が単調になりがちです。

このため身につけた習慣は独特なものであるし、本人は変えることができないと思っています。

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定年と共に、当たり前と思っていたものが全部消えます。

名刺の威力もなくなる、飲んで愚痴を言い合う相手もゴルフ相手も、一気に消えてしまいます。

目をかけてやった部下に電話して誘っても「すみません。

時間がとれないんですと」と丁寧に断られることでしょう。

それが嘘であることはすぐにわかります。

何故なら、嘘の付き方を教えてあげたのは、ほかならぬ自分だからです。

定年が視野に入る50代のうちに、サラリーマン固有の習慣を少しずつ変え、新しい習慣を身につけていく作業が必要になります。

ここから手を付けていいのか分らない人は、まず、次のようなことにとりかかってみるとよいでしょう。

「今まで無関心であったことに興味を持ってみる」

「関心ゼロであったAKB48について知る努力をする」

「新しいことに挑戦する新しい事を始める」

「あえて行かなかった美術館に行く」

「夢を持つ」

「死ぬまでやり遂げよう」と思う目標を作る。

とにかく何かに挑戦してみることです。

いくら定年後の生活にゆとりがあるとしても、のんべんだらりと20年過ごしていたら、確実に頭も体も衰え、バカになります。

バカが食べて寝るだけの生き方となり、奥さんから「三行半(みくだりはん)」を突きつけられることでしょう。

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おはようございます。今日も元気で過ごしましょう!

それでは 「キュ」