72)大病を治せる人とリーダー(♪♪♪全3編)その1
永田勝太郎(財団法人:国際全人医療研究所理事長)の生き方に関するお話を紹介します。
大病の患者が回復する為に必要なものは、組織のリーダーに求められるものと、同じものだと言われます。
【永田理事長の話】
これは13年前のことですが、私は、ある時大病を患って、突然歩けなくなってしまったのです。
何だろうと思っているうちに、立つこともできなくなって寝たっきりになり、ベットのすぐそばにあるトイレにすら、自分の力では行くことが出来なくなりました。
薬の副作用の為、末梢から筋肉が委縮し、力が抜けていくという病気でした。
そういう状況の中で、頭の中で何を考えていたかと言うと、「人間は死を受け入れることが出来るのか?」ということでした。
「自分がまもなく確実に死ぬ」と思っていましたから、毎日毎日天井をみながら、そのことばかりを考え続けました。
ただその時に「あの世はあるか」ということは思いませんでした。
「自分が、もし万が一生きられたら」って、いつも思っていましたね。
つまり、「死んだらどうなるかということよりも、生き延びることができたら、自分の人生を、何に使おうか」と考えたわけです。
だから僕も楽観的だったと思うのですが、散々悶々と考えた挙げ句に出た結論は、「俺は死を受け入れることはできない」と言うことでした。
受け入れらないから、「もし死んだら化けてでるだろう」と(笑)だったら「生きるしかないだろう」と、思うようになったんですね。
ところが病状は、日に日に悪化し、ペン1本すら重たくて持てない。
眠るたびに酷い悪夢に襲われ、全身汗だくになって目が覚める。
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みなさま おはようございます。
今週も 宜しくお願いいたします。それでは 今日も元気に 「キュ」