三風五雨を生きる(全3編)その2

では、雨や風の日にはどう過ごせばいいのでしょうか?

先人の皆さまの知恵と行動を紹介してみます。

最初は「美しいレモネードを作ろう」というお話です。

アメリカの作家、デール・カーネギー

「道は開ける」という著名な本の中に、

こんな面白い言葉があります。

「運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう」

実は、英語のレモン「lemon」には

「不愉快なもの」「不完全なもの」という意味があります。

つまり「運命によって試練を与えられたとしても、

それを克服して、プラスの状況を作り出して行こう」

カーネギーは言っているのです。

病気に苦しみながらも「進化論」に辿り着いたダーウィン

耳がほとんど聞こえないのに作曲を続けたベートーベン、

一度は死刑判決を受けながらも

罪と罰』等の名作を残した作家のドストエフスキー

ハンディキャップや不運を背負っていても、

それを逆に自分を成長させるバネとして、

大きな功績を残した人は沢山います。

「運命がレモンをくれたら、

それで美味しいレモネードを作る努力をしよう」

たとえ逆境や不運に遭ったとしても、

それに立ち向かう勇気を持ち続けたいものです。

・・・

明日(その3)はここからです。

明日は「ウェルカム・トラブル」です。

映画評論家の淀川長治さんは、

生前こんなことをよくう言われておられました。

「私の座右の銘は『ウェルカム・トラブル』です。

トラブル歓迎、いらっしゃい。

そう思っていると、実際にトラブルが起こっても、

元気が出てくるんですよ」・・・

※それでは、みなさま 今日も素敵な 一日を

「キュ」