2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

24)いい噂をききましたよ♪♪♪(全2話)その2

10数年前、ペイ・フォワード【原作はPay it forward】という話題になった映画がありました。みなさん、ご覧になりました?実話です。 1人の少年が「親切のネズミ算」というアイディアを思いつき、他人から受けた親切行為を、別の3人にしてあげ、その3人もま…

23).いい噂をききましたよ♪♪♪(全2話)その1

「オランダの海軍士官学校で学ぶ、仲の良い2人が卒業する時、これから我々は、軍人として、スタートを切ることになるが、「お互いに、噂だけを、流すようにしようではないか」と、こんな約束をしました。 2人は忠実に、そのことを守り、数十年前の後、共に退…

23)人生って不思議なものですね♪♪♪(全3編)その3

幸福に限らず、愛情、自信…なんでも良い。 とにかく実体のない習慣的な事柄は全て、このような方法で、プラス・スパイラルの流れに入っていくことをお勧めします。 元手も掛からずに、「行う努力」といえば、一番最初に自分を信じ込ませるだけ、「真剣に幸せ…

22)人生って不思議なものですね(全3編)その2

「なぜ自分ばかり、不幸が訪れるのか?」と、考え込んでいる方がいるかもしれませんが、それは宿命的にそうなっているのではなく、そう思い込んでしまっていることが、そもそもの原因であることが多いのです。 このブログで何回か、「思い込み」というフレー…

21)人生って不思議なものですね(全3編)その1)

社会心理学の用語に「マタイ効果」という言葉があります。 この言葉は、聖書のマタイの福音書の第25章29節「持っている人は、与えられていよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまで取上げられるであろう」から来ています。 生物の世界では…

20)あなた自分に厳しくない?(全2編)その2

大人になると、誰もあなたにご褒美をくれたり、「すごいね~」なんて褒めてくれたりしない。 だから、自分を自分で褒めなければならない。 自分に厳しくするのが、大人だと思ってしまいがちだ 「自分に厳しいということ」と、「自分を全く褒めない、とか、全…

19).あなた自分に厳しくない?(全2編)その1

以前、コーヒーチェーンのスターバックス(以下スタバ)で面白いプロモーションをやっていました。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 大人になったら、誰かから、ご褒美をもらうなんて機会は、少ないのではないだろうか? スタバに行って、いつものコーヒーを…

18)アー・ユー・ハッピー?…矢沢永吉(全2編)その2

矢沢永吉氏は、その後6~7年で借金を完済しました。 1人で30億円を、です。 矢沢永吉氏は、1,949年生まれ。67歳。 29歳の時出版した、 『成り上がり』という本の中でこう言っています。 「50歳になっても、ケツ振ってロックンロールを歌っているような、…

17)アー・ユー・ハッピー?…矢沢永吉(全2編)その1

1988年、オレはオーストリアで被害総額30億円以上という、とんでもない横領被害に遭った。 犯人は長年、一緒に仕事をしてきた部下だった。 事件はオレにとって大きかった。 金額の問題じゃない。 とにかく精神的ダメージが大きかった。 ドーンと、胸に空洞が…

16)天使のお通り(全2編)その2

また、栃東さんに登場願います。 栃東が、十五日目に勝った時と、その後初めて優勝決定戦に臨んだ時の話をします。 栃東の頬に両目からあふれた涙がつたって落ちた。 「嬉しいです…」後は言葉になりませんでした。 最終日に、千代大海の容赦ない突っ張りを顔…

15).天使のお通り(その1)

不思議な一瞬の間 気心のしれている人達との夕食会に出かける。 久し振りの出会いに参加者間で、活発な話が進む。 大声で話す人や、笑い転げている人もあり、たいへん賑やかな会。 ところが、何度か、とても不思議なことですが、時として、突然あることが起…

14)返報性の原則(その2)

失った物や失った人のことばかり考えるから、悲しくなる。 私達は、生きていく上で、失っていくものはあります。 時間も、若さも、好きな人とも別れなければならないこともあります。 でも、同時に得るものもあります。 沢山あります。 だから、失ったもので…

13)返報性の原則…和顔施(その1)

一つの法則があります。 「与えると与えたものにふさわしいものが返ってくる」という法則、“返報性の法則”です。 例えば、「おはよう」と挨拶すると、普通は、「おはよう」と返ってきます。 笑顔でいると、あいてからも、笑顔が返ってくることが多いものです…

12)習慣を変える・・大きい家と小さい家(全2編)その2

今回のテーマは「習慣」です。 本番や大事な時さえ、なんとかうまくやればいい、と考えている人がいます。 しかし、そういう時に出てくるのは、実は普段の姿です。 日常的に、いい加減なことを考えている人は、大事な時にも、いい加減になる。 それは行動に…

11)習慣を変える・・大きい家と小さい家(全2編)その1

先ず、一つの童話を紹介します。 ・・・ 神様が貧しい身なりをして、旅をしていました。 あたりが暗くなってきたというのに、泊まるところがありません。 しばらく行くと、大きくて立派な家と、小さくてみすぼらしい家が、向かい合って建っていました。 そこ…

10)地獄と極楽の違い(最後に)その4

まとめ 組織においても、家庭においても、自分ひとりで出来る範囲は知れています。 自分ひとりで出来る範囲は小さくとも、人と協力することによって実現する大きさは驚くものになります。 自分のことだけを考えて、行動すると地獄派になり、他人のことを思い…

9)地獄と極楽の違い(極楽編)その3

老人は極楽を見て、おやっと思った。というのは、極楽もさっきの地獄同様に、丸いテーブルの上に沢山のご馳走が並んでいて、その脇に2メートルくらいの長い箸が置いてあったからである。 先ほどの地獄の人達がいた所と、同じ状態ではないか?どこか違う所が…

8)地獄と極楽の違い(地獄編)その2

地獄編 同じ話なのですが、少し感じが違ってきます。 どちらの話を使うかは、その場の雰囲気によって使い分けると良いでしょう。 比較することにより、話は色々工夫することが出来ます。 …… ある老人が「地獄と極楽ってどういう風に違うんだろう」と考えてい…

7)地獄と極楽の違い(全4編)その1

「世の中には、極楽と地獄があるそうですが、どう違うのですか」と、修行中の雲水が、京都の臨済宗園福寺の西片儋節雪(にしかたたんせつ)老師に尋ねた。 「極楽も地獄も見たところ、何の違いも無い」と老子が答えます。 「同じなのですか?」と雲水が尋ね…

6)人間理解『ジョハリの窓』…(1話完結)

人は、「自分のことを理解している部分」と「自分を理解していない部分」があり、これを縦軸にとり、横軸に、「他人が自分を理解してくれている部分」と「理解していない部分」をとって、マトリックス 一つ目:「あなたも他人も、良く理解しているあなたの部…

6)人間理解『ジョハリの窓』…(一話完結)

人は、「自分のことを理解している部分」と「自分を理解していない部分」があり、これを縦軸にとり、横軸に、「他人が自分を理解してくれている部分」と「理解していない部分」をとって、マトリックス 一つ目:「あなたも他人も、良く理解しているあなたの部…

5)会話の最後は…(一話完結)

口ぐせ理論というのがありますが、いい人生を送ろうと思ったら、プジティブな言葉を口にしたほうがいいと思います。 特に、季節(夏・冬)でよく使う言葉で「今日は暑い」「今日は寒い」があります。 この「暑い」の「寒い」のは、感覚ですから言っていいので…

4)心の窓を開こう!…(1話完結)

お客さまや仲間が、こちらの話に関心がなさそうな時、「心の窓が開き」「話を聞いて興味が湧いて」「会話や商談が前に進む」ためにはちょっと「仕掛け」が必要です。 そこで、その「仕掛け」とは… …………… お客さまや仲間が、「心の窓を開く」きっかけは、大き…

3)人間理解『大相撲力士…栃東の戦い方』(全2編)その2

当人の栃東はというと、「本当は思い切ってぶつかるつもりであったが、勝ち越しが掛っていたし、緊張してつい…。 とっさに動いちゃった」とちょっぴり照れくさそうだった。 この癖がある為、これまでも技能賞の常連なのに、賞の対象から外されることがあるの…

2)人間理解『大相撲力士…栃東の戦い方』全2編(その一)

大相撲に興味にある方で、40歳以上の方なら覚えていらっしゃるかと思います。 2000年大相撲5月場所11日目。 8勝3敗で勝ち越しながら、各方面から非難を浴びた力士がいました。 貴闘力に勝った関脇栃東は、若干23歳で、若手の先頭を行く将来も相撲界を背負っ…

1)人間理解『さそりと蛙』…一話完結

「自分ほど、癖のないバランスの取れた人間はいない」と多くの人が思っていると思います。 自分の本当の姿を、正確につかむのは難しいです。 人間の性格もまた、ひと様々です。 それをまず良く理解し、その違いを頭に入れ、それにふさわしい対応をしていくこ…

素直な心・・耳を傾ける全2編(その2)

戦国時代の武将と言えば、とかく戦場で全軍に下知(げじ・命令)をとばし、部下を叱咤するといった激しい姿が想像されますし、また城にあっても殺生与奪(せっしょうよだつ)だから、もし万一家来が主君に対して、諫言(かんげん・目上の人の過失等を指摘して忠告…

素直な心・・耳を傾ける(全2編)その2

戦国時代の武将と言えば、とかく戦場で全軍に下知(げじ・命令)をとばし、部下を叱咤するといった激しい姿が想像されますし、また城にあっても殺生与奪(せっしょうよだつ)だから、もし万一家来が主君に対して、諫言(かんげん・目上の人の過失等を指摘して忠告…

「素直な心…耳を傾ける」(全2編)その1

「素直な心」を持つことは、人間の成長にとっても、人間関係の改善にとっても、大変重要な要素だと言われています。 お互いが素直な心になれば、していいことと、してはいけないことの区別も明らかとなり、また正邪(せいじゃ)の判別も誤ることなく、何をなす…

長い「静」と急な「動」全3編(その3)

日米貿易摩擦等の例を取っても、このコミュニュケーションの違いにより、こじれたという話があります。 日本人はニコニコ頷きながらアメリカ側の要求を聞いている。 「前向きに検討します」などと、通訳の外交官が困る様な日本語で諦めて帰国するのです。 ア…