2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
(第2話)有るべきか、無い方が良いか 仏教思想家の「ひろさちやさん」は、「極楽世界はあるか否か」という質問をよく受けるそうです。 その時「あるか、ないか」を説いても、誰も行ったことも見たこともないのだから、いくら説得させようとしても無駄であり…
(第2話)有るべきか、無い方が良いか 仏教思想家の「ひろさちやさん」は、 「極楽世界はあるか否か」という質問をよく受けるそうです。 その時「あるか、ないか」を説いても、誰も行ったことも見たこともないのだから、いくら説得させようとしても無駄であ…
(第1話)ヒツジとヤギ 川を渡るために、丸太の橋が架けられていました。 その橋は大変幅が狭いのです。 ある日のこと、二匹のヒツジが橋で会ってしまいました。 二匹ともせかせかと橋を渡り始めます。 橋は狭かったので、その二匹は、すり抜ける余地はあり…
起こってしまった災害や、失ってしまった命や財産は取り戻すことはできないが、悲しみの中で得た大切なことへの気づきは語り次いでいくことが出来るもの。 ・・・ 脈々とつながれていく、歴史の中で自分が受け取った大切なことを次の世界へ伝えていく。 ・・…
恩を送ってもらったら、自分を通して周りの人へ、恩を送ること江戸時代では日常的に使っていた。 しかし今、日本の辞書からは「恩送り」という言葉は消えている。 ・・・ 恩を贈って頂いても、知らんふりする人を「恩知らず」 恩を頂いたら、恩をお返しして…
幸せは、他との比較ではなく、自分の中に「ある」ものを見つけよう。 他人が、幸せの大小を測る物差しは無い。 自分の思いだけが、何よりの物差しだ。 「自分の夢が叶う」、幸せになる「権利」は、誰でも持っている。 そして、幸せになる「義務」だって、誰…
幸せは、他との比較ではなく、自分の中に「ある」ものを見つけよう。 他人が、幸せの大小を測る物差しでは無い。 自分の思いだけが、何よりの物差しだ。 「自分の夢が叶う」、幸せになる「権利」は、誰でも持っている。 そして、幸せになる「義務」だって、…
どんな仕事でも、失業してなかなか仕事が見つからない人にとっては、うらやましいだろうし、職がなくても健康ならば、病に苦しんでいる人から見れば、とても幸せに見えるだろう。 自分の中に「ある」ものでなく、「ない」ものを見ていては、いつまでたっても…
フランスの画家ルノアールは、78年の生涯におよそ6000点もの作品を残している。 特に晩年には、甘美な色彩で情感豊かな女性の美しさを表現した傑作を数多く描きあげたが、実は60歳を超える頃から、持病のリウマチが悪化し、手足が不自由になってしまっていた…
【3】若さを生む努力 人間、50年も生きると、なかなか習慣というのもを変えることが出来なくなります。 喫煙、飲酒が止められません。 ところが、何らかの拍子に吸わなくなったり、飲まなくなったりしても、意外に平気なものです。 習慣は変えられないと思い…
【2】没頭できるものを持とう 今、あなたは没頭できるものを持っていますか? 「仕事です」と答える人は多いはずです。 特に50代ともなると、もう一踏ん張りと仕事に没頭したくなります。 ところで、没頭のさなかに、突然終止符を打ってしまうと、その後の長…
「今からでは遅い」と、やりたいことをあきらめてはいませんか? やりたいことは、定年後の新しい人生でも始めることができます。 年月はたっぷりあります。 (1)行動できない男は不幸である 行動を阻害する要因として1番目に考えられるのは、 「だめだろうな…
「にほんいちのぱぱ」「にほんいちのぱぱ」「!」「!」 思わず、木村さんの目に涙があふれ、頬を伝わって流れていきました。 「・・・・・」子供を抱きしめながら、ただ泣きました。 それまで、必死に耐えていた「心のたが」が外れたように、あふれてくる悔…
木村(仮名)さんは、3店舗のラーメン店を経営していました。 もともと、ある食堂の厨房で下働きをしていた木村さんにとって、自分の店を持つことは当初からの夢でした。 そして、念願かなって、1店舗目をオープンすることができました。 目新しさもあって…
【3】そうじの神様から教わったこと 金田はカーストディアルの初代のマネージャー、チェック・ボヤージンさんから教えて貰ったんだけど、前置きして増田に解説を始めました。 キャストは、次の4つのキーワードを優先しなければいけません。 1.安全、2.礼…
それから数週間後、休憩室の片隅に電子レンジが置かれました。 増田達は、温かい弁当を食べることが出来るようになりました。 初めて温かい弁当を食べることはできたものの、外では一度やんだ粉雪が、再び降り始めたようです。 このところ冷え込む夜が続き、…
【2】1987年2月某日 この日は、何時にもまして寒い日でした。 手がかじかんで、雑巾すら絞れない状態です。 しかし、スーパーバイザーがやってきて、 また煩いことをいうので休むこともできません。 ・・・ しぶしぶ手を動かして白色の木馬を磨いていました…
ディズニーランドに行ったことがある人はわかると思いますが、ディズニーランドで働く人達はキャストと呼ばれ、彼らは誰もが輝いています。 だから、ゲストである私達も「夢と冒険の世界」で楽しむことができるのです。 今回は増田という50を少し過ぎた男性…
職場の中で、いったい、どのようなコミュニケーションがなされているのだろうか? その頻度は? 量は?上司からメンバーだけなのか? メンバー同士で交わされているのか? そして、今、アクノレッジはどのくら流通しているのか? 社員達のアクノレッジ金貨の…
ひとつは、同僚や上司を批判する。非難する。否定する。 といった「闘う」態度をとることです。 そして、もうひとつは、内向きになる。 元気がなくなる。ミスが多くなる。 体調を崩し会社を休みがちになる。 といった「逃げる」という態度をとることです。 …
「石橋くん、私を見て何か気が付かない?」 入社したての私は、 先輩の女性からの突然の質問に、 正直、躊躇してしまいました。 そんな私に、その先輩は間髪いれずに 「石橋くん、わかんないの?新しい靴を買ったのよ。 昨日と今日の変化に気づかないようじ…
「無上意」とはこれ以上無い行為 という意味の仏典から来ている言葉です。 人は大それた行為や、 金のかかった大きな仕掛けに感動し、 感激するのではありません。 ほんの小さな心遣い、 さりげない思いやり、 温かな無償の行為に感動します。 人の不思議な…
奥様のあの言葉がなかったら、僕は今ここにいません。 医療もまさに心一つの置きどころで、 患者の側が自ら治ろうという気概を持たなければ何も起こらない。 ・・・ 僕はこれを傘に例えています。 傘には布と芯の部分がある。 布の部分は、医療者や家族であ…
僕が倒れたのは、医師である恩師が亡くなった、 翌年の1998年だったのですが、 僕はとうとう彼の奥さんに、 こんな手紙を書きました。 「奥様、さようなら、僕はいま死ぬような大病を患っているのです。もう二度とこの街を歩き回ることもないでしょう。これ…
永田勝太郎(財団法人:国際全人医療研究所理事長) の生き方に関するお話を紹介します。 大病の患者が回復する為に必要なものは、 組織のリーダーに求められるものと、 同じものだと言われます。 【永田理事長の話】 これは13年前のことですが、 私は、ある…
中国の『菜根譚(さいこんたん)』という本に、こんな言葉があります。 風、疎竹(そちく)に来る。風過ぎて竹に声を留めず。 雁、寒潭を渡(わた)る。雁去りて潭(ふち)に影を留めず。 (まばらな竹林に、一陣の風が吹きつけて、竹はざわざわと騒ぎ立つ。しかし…
「ごみ」が貯まって、 心の入れ物から溢れそうになると、 今度は捨てる場所を探すんです。 だからね、 「なんで自分がこんな目に!」 なんて思う必要はありません。 ただ、にっこり笑い、 手を振ってやり過ごし、 幸運の一つでも祈ってやればいいのです。 ・…
その日、私はタクシーで自宅に向かっていました。 すると道路脇の駐車場からいきなり黒い車が飛び出し、 私の乗ったタクシーの前に強引に割り込んできました。 驚いた運転手さんが、急ブレーキをかけたため、 タクシーはスリップし、 前の車まで、あと数セン…
次は「ウェルカム・トラブル」です。 映画評論家の淀川長治さんは、 生前こんなことをよくう言われておられました。 「私の座右の銘は『ウェルカム・トラブル』です。 トラブル歓迎、いらっしゃい。 そう思っていると、実際にトラブルが起こっても、 元気が…
では、雨や風の日にはどう過ごせばいいのでしょうか? 先人の皆さまの知恵と行動を紹介してみます。 最初は「美しいレモネードを作ろう」というお話です。 アメリカの作家、デール・カーネギーの 「道は開ける」という著名な本の中に、 こんな面白い言葉があ…