2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「人生を変えた贈り物」という本の初めに、感動的な話が出てきます。 要約してご紹介します。 … アメリカ、ある年の感謝祭の日、 その貧しい家庭には食卓を飾るご馳走が何もありませんでした。 夫婦は互いに怒りに満ちたトゲトゲしい言葉を投げつけ合い、暗…
ガリレオも敬虔なカトリック信者でした。 そのガリレオの頭に、世の中の常識であり、カトリックの教義であり、 自分も子供の頃から信じてきた天動説を疑う「かも」が、 ふっとひらめいた瞬間があったはずです。 しかし、どんな「かも」も、そのままでは無力…
「カモ」の話は、イタリアの天文学者のガリレオ・ガリレイにも関係がありそうです。 「それでも地球は動いている」という言葉があります。 地動説を唱えたことで宗教裁判にかけられたガリレオは、 判決の前に、心ならずも天動説を受け入れていますが、その後…
一方、世の中には、大変な不況にもかかわらず、 イキイキしている人や不景気になってかえって 「よし、チャンスだ!」と、元気な人や会社があります。 「今こそ、金なし、学歴なし、の俺が活躍する時かも」 「へばっている大手を出し抜くチャンスかも」 「既…
この話を聞くと思い出されるのは, ご存知「平家物語」にある「富士川の戦い」の話です。 …駿府の国・富士川の戦いの話… 駿府の国・富士川を挟んで、源平のにらみ合いが続いていたある夜のこと。 突然、川辺の水鳥が一斉に飛び立ちます。 「その羽音を、敵の…
冬になるとシベリア周辺より渡って来る野生のカモは、 年々数が減少していると言われています。 一方日本だけでなく、アメリカもヨーロッパも、アジア諸国でも、 地球を覆い尽くさんばかりの大群の「カモ」が押し寄せています。 中でも日本は一番多いのでは…
人生に運不運は、つき物です。 自分の力の限りを尽くして、懸命に努力してきたけれど、 不運にも、それを認めてくれる人に出会えないという 人生を歩むことがあるかもしれない。 でも、そんな時、そんなあなたに対し 「お前は本当に頑張ったよなあ!」 と言…
大人になると、誰もあなたにご褒美をくれたり、 「すごいね~」なんて褒めてくれたりしない。 だから、自分を自分で褒めなければならない。 自分に厳しくするのが、大人だと思ってしまいがちだが、 「自分に厳しいということ」と、 「自分を全く褒めない、と…
以前、コーヒーチェーンのスターバックス(以下スタバ)で面白いプロモーションをやっていました。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 大人になったら、誰かから、ご褒美をもらうなんて機会は、 少ないのではないだろうか? スタバに行って、いつものコーヒー…
カメは、前にしか進めない。 カメのひざは、前に曲がっているために、後ろに進むことが出来ないのである。 その点、人間は骨や関節が複雑に出来ていて、色々な方向に動くことが出来る。 ……………… 「人生」という長い見地から考えると、 「前進しかない」という…
子供が生まれてきた時のことは、親ならみな覚えてる。 特に、母親の記憶は鮮明だ。 どんなに嬉しく、ホッとしたことか。 そして、名前を付ける。 その何字かの名前に思いを込めて。 何日も何日も、ああでもない、こうでもないと考える。 こんなふうに育って…
合宿も終盤に入り、体力的にも精神的にも限界がきて、 「もうダメだ」と生徒たちが音を上げようとするその時です。 あのお母さんからの手紙を、サプライズプレゼントとして、 生徒一人ひとり」に渡すのです。 手紙を読んだ子供達の目からは、大粒の涙がポロ…
学習塾の合宿は、塾にとっても大きなイベントで、合宿の成果によって合格率も変わってきます。 生徒たちにとって、勉強漬けの日々が続く合宿は、辛く厳しいものです。 親元から離れ、一人で受験というものに、向わなければなりません。 そんな苦しい中、生徒…
スポーツの世界では、レギュラーやスターになれない人がほとんどです。 ほんの一握りの人達だけが、スポットライトを浴び、有名になります。 その陰には、文句も言わず黙々と、その人達を支えてきてくれた補欠、 そして補欠にもなれなかった選手がいます。 …
大阪の窓友新聞の記事より 大阪の窓友新聞に、次のような内容の記事がありました。 大阪の藤井寺に住んでいる原田さんと言うお母さんの話です。 息子さんは、高校三年生。 阪南大高校の野球部に入り、レギュラーを目指して頑張ってきました。 大阪府予選を前…
※当たり前 「当たり前」というのは、魚や狩をする人達が、各人の役割や働きの程度に応じて、 水揚げ分や獲物を分配していました。 その1人分の分け前を「当たり前」と言っていました。 これが「当然の姿」「そうあるべきこと」を言い表す言葉になりました。…
おじさんは、そのコーヒーは、それほど好きではなかったのである。 でも自動販売機の、同じボタンを押せば、いつでも同じものがでる。 当たり前(※)のことである。 もし、違うコーヒーを飲みたければ、違う位置にあるボタンを押せばよい。 これも当たり前と…
「楽天主義も悲観主義も一つの思考習慣によるものである。楽天家の人生が楽しく、悲観主義者の人生が暗いのは、当然である。どちらもそれを望んだからである」 J・マーフィー(アメリカの思想家) ……………………………・・ 学生時代に、工場でアルバイトしていた人…
深々と頭を下げる 震災後、私が大変感銘を受けたのは、両陛下が被災地を訪ねられた時(雑誌で読んだのですが)最初に海に向かって深々と頭を下げられました。 それから、今度は山に向かって、また頭を下げられました。 ………… なぜ、そうされたのか。 私たちは…
子供達は、文字どおり率先避難者となり、周りの大人達の命をも救ったのである。 ただし、この三原則で述べられていることは、多くの子供達にとって受け入れがたいものでもある。 …………… それまで、「先生の言うことや教科書に書かれてあることは正しい」と教…
「釜石の奇跡から学ぶ」新聞記事より(1) 「釜石の奇跡」という言葉の中に、多くの学ぶべき教訓がある。 釜石市内の小中学校での防災教育で、特に重きを置いたのが 「自然に向かい合う姿勢」を、子供達に与えるということである。 そして彼らに伝えたのが、次…
私に任せて下さい(2) 無理だと誰もが思っても、むなしい時間だと知っていても、人々は毎日、同じ場所に来て、行方不明の家族をひらすら探しまわる。 その側で、懸命に活動する自衛官の姿が、どんなに心の支えになっていることだろうか。 …………… 「俺、自衛隊…
私に任せてください(1/2) 「私に任せて下さい。自分が行きます!」全ての隊員が口を揃えた。 福島第一原発の設備に放水するため、陸上自衛隊のヘリコプター「CH-47」が出動することになった時のことである。 「任せろ!これくらい、たいしたことではないさ…
「繭(まゆ)と墓」 金子みすずさんは、大正時代の末期に、彗星の如く登場し、悲運の果てに若くして自殺した天才女流詩人である。 彼女は子供達や宇宙の成り立ちを優しい詩の言葉に託し、大切な心のありかを詠っています。 ………・・ 「繭(まゆ)と墓」 蚕(…
この曲は、災害、事故、病気、その他の理由で亡くなった人の遺族にとって、とても癒される曲です。 身近な家族の一員が無くなるというのはとても悲しい出来事です。 しかし、「いつも近くで温かく見守っているから、いつまでも悲嘆にくれずに、前向きに生き…
2011年(平成23年)3月11日、14時46分。 東日本全体で21000人もの人が命を失い、または行方不明となりました。 東日本大震災後、 「自分の価値観が何となく変った」という人が多いのではないでしょうか。 しかし「具体的にはどんなこと?」と聞かれると、上…
今日3月3日、ひな祭り。 母親と4人姉妹の家族の「おひな様」のお話です。 ある小学生の作文を参考にして作成しています。 …………… 私は4人姉妹の長女として育ちました。 小学校3年の時、友達が「うちは大きなお雛(ひな)様買ったよ!」と自慢しました。 そし…
3つ目は、工場で働くパートタイマーさんの体験談です。 「先日も仕事が終わって、掃き掃除をしていた。すると、同僚に『ほうき取ってもらえる?』と言われた。 その同僚場所からほうきを取るには、コンベアを潜らないといけない。 しかし、私のいる場所から…
2つ目はゲームの理論より「囚人のジレンマ」に「貧しい農家の娘の話」があります。 ‥‥‥‥‥ 地主から多額の借金をしている貧乏農家の父娘に、意地悪な地主が厳しい選択を迫っています。 「息子が、あなたの娘に好意を寄せているので是非結婚させたい。 承諾す…