50)モミの木(♪♪♪全2編)その2

■日本に生まれた幸せを、きちんと噛みしめていますか

 この先もっと良いことが、待っているのではないか。

という期待ばかりして、今の幸せを味わうことができない。

これは、特に若い時には、陥ってしまいがちかもしれません。

今は、日本の歴史の中で、最も恵まれた時代、最も豊かで、最も自由な時代。

不況が来ても、株価が低迷しても、命がとられるわけではない。

 ・・・

この国に生まれただけで、すでに幸せ、それを先ずは、存分に味わうべきだ。

未来に期待することも大切ですが、先ずは、自分の目の前の幸せを、認めることから始めましょう。 

■目の前のことからしか、未来は拓けない

 40代半ばから、20年ほどで事業を急速に伸ばした人がいました。

会社の規模が大きくなったら・・などとは全く考えていませんでした。

これだけ変化の激しい時代に、未来等読めるはずがない。

明日の株価も分からないのに、将来ヒットするビジネスなんて、分かるはずがない。

だから、そんなことを考えるよりも、目の前のことを一生懸命にやる。

そうすれば、必ず未来は拓けていくのだ、と。

未来のことばかり気にし過ぎて、今がおおろそかになっている会社や人が、どんなに多いことか。

だから、目の前のことに、一生懸命になることを、勉強しておきたいのだ。

実際、経営の目標すら、作らない人がいます。

数字を達成しようとすると、背伸びをして、おかしくなってしまうからと言い訳をして・・・。

目標らしい目標が、あるとすれば、前年を超える。ただ、それだけ。

他社や、人とも比べない。

そんなことをしても、何の意味もないといいます。

比べるなら、昨日の自分をライバルにせよを、口癖にしていました。

とにかく目の前のことを頑張る。

楽しむ。

もし若い頃から、こんな気持ちで日々を過ごしていたら、とても充実した、一生を送れるでしょう。

・・・

みなさま 今日も 一日ありがとうございました。

それでは おやすみなさい。 「キュ」