神の業(ワザ)は細部に宿る(全3編)その3
山口県柳井市に本社があるフジマグループは、山口県を主にレストラン・チエーンを展開されています。
パートさんを含め現場のスタッフ全員が、決められた画一的なサービスではなく、「花一輪」を合言葉に、自分の判断で、その状況にふさわしい、「花一輪」を添えるような、お客様へのサービスを目指しておられます。
現場でそんなサービスが出来た時、その状況を具体的に書いて藤麻社長宛てにFAXするようにされています。
その数が、1000件を超えたのを記念して、社員の投票で、その中からベスト100話を選び 一冊の本にまとめられました。
その中の、数々の素晴らしいサービスのアイディアは、全社員で共有することが出来ます。
それをヒントに新たなサービスを,発展させて実践することも出来ます。
厄介な問題、トラブルを、このような方法で、上手く処理したという事例も含まれていて、会社の素晴らしい無形の財産となっています。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・大差をつけようとしても大差をつけることが出来ません。
微差の積み重ねが大差を生み出すのです。
「神の業(ワザ)は細部に宿る」という格言のとおりです。
偉大な事をするには、一歩抜きん出る程度では、その達成は難しいと思い込み、大きく抜きん出ようとして、多くの場合挫折します。
目標はどんなに高くても、その達成秘訣は微差の積み重ねにあります。(終わり)
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明日から3回にわたり、マジシャン「マギー司郎さん」のお話をいたします。
昭和39年の東京五輪を翌年に控え、東海道に新幹線や高速道路が急ピッチで造られつつあった頃あの頃、17歳の少年が茨城から上京した。
少年の名は野澤司郎。
「手品師になりたい」と都内のマジックスクールで学び、20歳にして晴れてプロのマジシャンになった。今でこそ華やかな人気職種だが、当時“奇術師”と言われたこの職種を目指す若者は全国でも珍しかった。
※明後日(土)の投稿は、都合により”夜”になります。よろしくお願いいたします。