90)過労自殺を考える(冷静さを取り戻す:新年はリセットの好機)

皆さんは年末年始をどう過ごされましたか?

私は、今でこそ自分の時間を持てるようになりましたが、若い頃はサービス業の仕事もあって、年末年始もゆっくりできませんでした。

若いころの私と同様に、仕事をして過した人も多いと思う。

そうした状況では、年が改まったからといって格別の変化が自分に起きている訳ではないが、それでも私は、新年と聞くと、自分も周囲も新しくなったように感じられた。

年末年始をきっかけに自分をリセットしようと考えていたのだろ

大晦日やそれに続く元旦など特別な日があると、それまで上手く行っていなかったことがあっても、それを水に流して、先に向けて進んで行こうと考えることができる。

問題が消えてなくなる訳ではないが、一息入れることで冷静に問題と向き合うことが出来るようになる。

私たちは、問題に直面すると、そればかりに目がむくようになる。

その結果、他のことが目に入らなくなって、問題が現実以上に大きく見えてくる。

忙しい毎日を送っていると、特にその傾向が強くなって、問題ばかりかかえているように思えてくる。

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そうしたときに、少しでも自分から心理的距離を置くことができれば、冷静さを取り戻せる。

新年は現実的にも心理的にも自分自身を取り戻すよい切っ掛けになる。 

もちろん特別な日でなくても、自分で意識すれば、そうした切っ掛けを作ることは可能。

心が辛くなってきた時には、意識して気持ちをリセットするよう心掛けると見える景色も違ってくるはず。

ちょっと試してくささい。